主宰より

消えてしまいそうな美味しい和食を伝承したい。
豊洲から仕入れた魚を自分で下ろし、その魚を味わいます。
旬の食材の香り、色、味を活かし、下ごしらえに手を抜かない丁寧な料理は、
自らの味覚を変え、日本の豊かな食文化を感じることができます。

 

お稽古を通して、日々の「作る」、「食する」に、ささやかでも違いを生むことが出来ればと思います。

 

野口日出子料理教室
主宰 野口敬子  

 


 

伝統的な和食

「和食」という言葉は、明治の文明開化の時代に、「洋食」に対してできたものです。
西洋から伝わった料理である「洋食」に対し、家庭料理を含む日本食全般を表すのが「和食」です。
 故に、明治以降に海外の影響を受けて日本で生まれた料理である、すき焼き、かつ丼、カレーライス、ラーメン等も「和食」に含まれることになります。

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」も、日本の料理や食習慣に加えて、「和食」に海外の食材や料理を取り入れたことが評価されています。

しかし、皆様にお伝えしたいのは、もう少し小さな範囲の「和食」で、「伝統的な和食」とも呼ぶべきものです。
ここで言う「伝統的な和食」とは、室町時代の武家社会に始まる本膳料理と、茶の湯から生まれた懐石料理、さらに仏教寺院で発展した精進料理などが相まって、江戸時代の豊かさのなかで上質を追い求めたものです。

食材に恵まれた我が国で、美味しさを追求し、長きにわたり工夫を重ねた料理、そんな一品をお伝えしたいと思っています。

「和食」という言葉は、世に氾濫しています。

時おり立ち止まって、自らの「和食」について見つめ直してみるのも一考かと存じます。

 


 

お稽古

和食クラス

月一回、11:00より約5時間。
刺身、椀物、焼き物、煮物、和え物など、5 ~ 7品の献立をお稽古し、皆さんで食します。

月謝 9,000円+材料費

入会金 10,000円

和食講座

お魚クラス

月一回、11:00より約5時間。
鰹、鮃はひとり1尾、甘鯛、鯖は2 ~ 3尾など、各自が魚を下ろし、3 ~ 4品の料理を作るお稽古です。料理は皆さんで食し、下ろした魚は持ち帰ります。

月謝 8,000円+材料費

入会金 10,000円

 


 

野口敬子

2002年、結婚を機に義母の料理教室の手伝いを始め、助手を勤める。

2019年、「和食クラス」、「魚クラス」を新設する。

2024年より、「野口日出子料理教室」主宰。

 

 

野口日出子

近茶流正教授。

1973年、自宅にて「野口日出子料理教室」を開講、主宰。

2002年、現在地に移転。

2023年、引退。

著書に、「今夜は和食で」鎌倉書房、「いま伝えたい和食」河出書房新社など。
TV出演に、NHK「きょうの料理」など。

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